マイク103がなくなってました

ほぼ一ヶ月の放置でした。予定通りMATVは先月31日を持って停止し、私はHDDの中に大量に撮り溜めた膨大な量の香港映画の前にまったくの無力であります。
そんな私にまたしても追い討ちをかけるような衝撃の出来事が!!
実は私、二年ぶりにちょっと時間ができたので、早速意気揚々とカラオケ仲間の一人に声をかけ、ちょっと行ってないあいだにすっかりメジャーになってしまった新大久保へと向かったのです。
今回はカラオケだけが目的ではなく、今日一緒にカラオケする彼女より、先日行われたコンサート(ああそうです。私が仕事とかでバタバタしている間に安仔のコンサートは無事に行われ、しかも大成功だったらしいです。私は今年もDVD発売待ちですけど)のみやげ話を聞くという一大イベントもあるのです。なのでまずはカラオケより話ということで、近頃はやりの新大久保の街で予想以上の人ごみを見物しながら、韓国料理屋を適当に選んでお食事。そして食後はやっぱり写真とか汚れちゃいけないので、落ち着いて彼女の戦利品を拝見できるCASAへ流れました。CASAは私たちのようなおしゃべりな女性グループで満席です。子供以外の男性の姿はありません。そして、そこでコンサートに行った方なら言わずともお分かりでしょう。なんとも言い表しようもない珍妙な衣装の数々が写った生写真数十枚と雑誌などを見せてもらいました。日本にいながらも中国系のニュースでちらちらと見て嫌な予感はしていたのですが・・・・。今回の衣装は・・・。衣装は〜っ!!!!
こないだ見たフィギュアスケートのSMまおちゃんの衣装くらいの、いや、同じと言ったらまおちゃんに失礼か。それ以上の衝撃と爆笑の渦に包まれました。どうなのアノ衣装。香港の人はあれでいいの!?私の日本的感覚がおかしいのでしょうか。衣装について熱く議論すること小一時間。結局、香港の人は歌手のコンサートに対し、歌だけではなく祭り的なもの、言ってみればサーカス的なものを求めているのではないか。そう、あれはクーザ的な意味の衣装なのかも。と思うと納得できるのではないかという結論を得ました。
意見もまとまったところでそろそろカラオケでも行きましょうか、と移動した私たちの前に現れたのは、そう、工事中のマイク103跡地でした。ガーン!なんかガウディとかいう名前のカンバンもかかってるし〜!!どういうこと〜!!!あまりのことに正気をうしなった私たちはその場に突っ立ったままそれぞれケータイとスマホを取り出し検索。数秒後には、どうやら去年の10月には閉店してたらしいということを知りました。もっと前に気づけよー!っと自分で自分をののしりました。確かに忙しくてここ一年以上マイクのホームページとか見てなかったけど・・・まさかこんなことになっていようとは・・・。ていうか私たち情報遅すぎ・・・。それからはどうやって家に帰ったか記憶が定かではありません。かろうじてかつてカラオケ仲間であった安仔倶樂部の会長さんに、この事実をメールで出したことだけは覚えています。
それにしてもMATVもなくなり、マイク103までもが・・・。そして安仔は年を経るごとにさらにヘンな服・・・。私は一体何を楽しみにこの先、生きて行けばよいのでしょう。ただでさえ仕事も楽ではないのに。人生の半分をささげたカラオケの場がなくなってしまった今、生きる目標を失ってしまいました。誰か、こんな私に何か生きる糧になりそうなものを示してください。